熟練プロがおしえるジャズピアノ講座!ジャズピアノ、作曲、アレンジ(編曲)に興味のある方、大いに学んでください。

1音から始めるアドリブ

ジャズピアノがいつまでも弾けない本当の理由とは?

1音から始めるアドリブ講座


はじめに

「ジャズのアドリブをやってみたい、でもアドリブって難しいんじゃないかな?」

と思ってる人は多くいると思います。ここでは、アドリブを難しい理論やテクニックを使わずに、伴奏の音楽ファイルを聴きながら、自分で練習できる講座です。アドリブを弾く事にポイントを絞って、コードとメロディ音の関係を知ることに左手を使う以外は、右手だけの演奏になります。

この講座でアドリブ練習に使用されるコード進行は、ブルースのコード進行です。

ブルースはジャズやポップスの原点となる音楽です。この進行を使い、音とコードとのサウンドの違いから、アドリブを理解していきます。

1音から始めるってどういうこと?

アドリブは、即興的な歌という一面を持ちます。鼻歌を歌うように演奏する事が大切です。まずはコード進行の中から一番落ち着く音(音楽の言葉でトニック音といいます)を使います。

伴奏ファイルを聴きながら弾き、次にその音に落ち着く(解決する)他の音も使い、次第に音を増やしてアドリブのメロディ(フレーズともいいます)の原型を作っていきます。

この講座はこのように1つずつ弾く音を増やしながら、自分で自由に弾けるフレーズを増やしていく講座です。

もちろん、コード進行をブルース進行に絞っているので、対応できない進行もあります。しかし、自由に弾くという「即興の感覚」を体感することはアドリブにとって非常に大切な事です。

楽しく演奏してアドリブを体感しましょう!


Lesson 1 コードとぶつかる音、ぶつからない音

アドリブ演奏をおこなう時、弾く音とコードがどの様な関係になっているのを聴き分け、サウンドのイメージを掴むことが大切です。このレッスンではコード進行を聴きながら、ピアノでドの音を弾いてコードとの響きを聴き、ぶつかる音、ぶつからない音を理解する練習をおこないます。


Step-1 4小節の長さを知ろう!

まず、どの場所のコードが音とぶつかるか知るためには、小節の長さを知らなければなりません。通常のアドリブ演奏は曲のコード進行を繰り返し演奏します。他のプレイヤーもそのルールにのっとり演奏します。小節の長さを理解しなければ、自分がどこを弾いているか解らなくなります。ジャズでは、基本的に曲の長さは4小節の倍数になります。まず4小節の感覚を掴むことが大切になります。例えば4拍子は1,2,3,4のサイクルの繰り返しです。小節はそのサイクル1つのことを呼びます。

最初は1小節の長さを、次に2小節、4小節を長さを掴む練習をしてみましょう。

1. まずコード進行を聴いてみましょう。このコード進行はブルース形式のコード進行です。ブルースのコード進行は12小節の繰り返しになります。

最初にハイハット(金属の音で”チッ、チッ、チッ、チッと鳴ります)の音が聞こえます。小節の最初の拍にリムショット(拍子木のような音)も入れています。この音で1小節の間隔を理解しましょう。まず2小節テンポを提示するためこの音でカウントが入ります。楽譜1を見ながら聴いてみましょう。

楽譜1
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2. ピアノ鍵盤の中央のドの一つ右のド(1オクターブ上のド)を弾く準備をしてください。(図1)

図1
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このコード進行を聴きながらピアノのドの音を弾いてみましょう。ドの音はこのコード進行の中で一番落ち着く音です。
では小節の長さを掴むトレーニングを始めましょう。
楽譜2、3、4は楽譜1と同じですが、丸で囲んである場所で鍵盤を弾いてください。使う指は弾きやすい指でよいです。(人差し指等どうですか?)

1小節をつかむトレーニングから

楽譜2
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次は2小節

楽譜3
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最後に4小節

楽譜4
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この練習を繰り返し、小節の長さを理解しましょう。


Step-2 ドとぶつかるコード、ぶつからないコード

Step-1で伴奏と一緒に弾いてみると、弾いた音と伴奏で出来る「響き」が色々変化することがわかります。1小節目から4小節目、7、8小節目、11、12小節目は同じ「響き」。5、6小節目、10小節目は同じ音を弾いているのに少し違った「響き」がします。しかし9小節目は前述の2つとは異なり、きつい「響き」が聴こえきます。この「響き」がコードと自分が弾いた音がぶつかる「響き」の一つです。

このようなコードとぶつかる音の響きは、上手く使えばジャズらしいサウンドになりますが、扱いが難しく、まずはこの響きを避ける事を覚えましょう。

ではStep-1と同様にピアノでドの鍵盤を弾きながら9小節目だけ休む(弾かない)練習をします。
今回はStep-1とは逆に1小節の中を細かく弾いていきましょう。まずは1小節の中に2つ、つまり楽譜5で示されているように小節の中の1、3に(1拍目と3拍目)。
次に楽譜6で示されているように1、2、3、4全部(4拍全部)弾きましょう。楽譜で指示されているように、9小節目はお休みです。

コード進行を聴きながら、1小節の中に2つドを弾いてください。

楽譜5
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続けてコード進行を聴きながら、1小節の中に4つドを弾いてください。何回か繰り返しテンポに合わせるよう心がけて弾きましょう。
テンポに慣れてきたら1小節の中の2と4(2拍目と4拍目)を少し強く弾くようにしてください。(ジャズのノリを出す第1歩です)
楽譜6では>記号(アクセント記号といいます)が強く弾く場所です。

楽譜6
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このレッスンでのポイントは4小節の長さを体感することと、コードとぶつかる音の響きを聴くことです。何回もコード進行をその2点を心がけて弾いてみましょう。


メモ: コードとメロディ音の響きの違いをチェックをしてみよう

コード進行を聴きながらメロディ音(今回はドの音)との響きの違いを聴き取る時、リズムやピアノ伴奏にひきずられ、よく聴き取れない場合もあると思います。一旦演奏を止め自分のピアノだけでメロディ音との響きの違いをチェックしてみる事もよい方法です。

左手でコードを弾いたままの状態で、右手でドの音を弾いて響きの違いをチェックしてみましょう。よりはっきり響きが聴こえます。

1小節目から4小節目、7、8小節目、11、12小節目の響き
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5、6小節目、10小節目の響き
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9小節目の響き
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9小節目の響きのぶつかりは下の図の2つの音から生まれます。ピアノでこの2音を弾いて、その響きを聴いてみてください。
画像の説明


Lesson-1のダイジェスト映像です。この映像も参考に弾いてみましょう!

Lesson 2 シンコペーションはジャズのリズムの原点

アドリブ演奏ではリズムの「ノリ」も重要な要素の一つです。ここではシンコペーションという、基本リズムをずらすテクニックを使ってジャズのリズムを理解しましょう。

Step-1 拍単位のシンコペーション

4拍子(1,2,3,4のサイクル)の曲が演奏されている場合、リズムをとりやすい拍の場所は1拍目と3拍目です。(図1)
音楽では、この場所を強拍(リズムがとりやすい拍)と呼んでいます。シンコペーション(Syncopation)とはリズムがとりやすい拍からとりにくい拍(2拍目や4拍目)ー音楽では弱拍と呼んでいますーにずらして演奏するリズムです。(図2)
また、拍単位ではなく、もっと細かく拍の中でのウラ(1ト、2ト、3ト、4ト、と拍子のリズムをとった時のトの部分)にずらして演奏するリズムの事も指します。(図3)

図1 リズムがとりやすい拍
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図2 リズムがとりにくい拍
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図3 拍の中でのウラ
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では拍単位のシンコペーションのトレーニングをしてみましょう。
2小節を1つのグループと考え、最初の小節では1拍目に置かれるリズムを2拍目にずらし、次の小節では3拍目に置かれるリズムを4拍目にずらしたリズム・パターンで演奏してみます。(図4)
9小節目のコードとぶつかる場所は、次の小節の音を先行させ4拍目から音を5つ伸ばしてみましょう。(図5)
弾く音はLesson1と同じく、鍵盤の中央のドの一つ右のド(1オクターブ上のド)で弾きましょう。

図4
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図5
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テンポは普通のテンポと少しゆっくりのテンポがありますので、好きな方を選び、バーの三角ボタンを押して下さい。リズムは「タン」を弾く、「ウン」を休むでも書かれています。最初にカウント(タン、ウン、タン、ウン、タン、タン、タン、タン)が鳴ります。模範演奏として、右から伴奏とは異なるピアノの音が鳴るので参考にしてください。
リズムに慣れたら模範演奏が無い演奏データを使用してトレーニングをしましょう。

楽譜1
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Step-2 拍ウラのシンコペーション

次に拍のウラのシンコペーションを使ったリズムに挑戦してみましょう。このリズムは基本的なジャズのリズムの一つです。
Step-1同様、2小節を1つのグループと考え、最初の小節では1拍目に置かれるリズムを同じ拍のウラに、つまり後ろにずらします。次の小節では3拍目に置かれるリズムを2拍目のウラに先行させます。(図6)
9小節目はStep-1同様、次の小節の音を先行させ4拍目から音を5つ伸ばしてみましょう。

音楽では、先行されるシンコペーションのことを,特にアンティシペーション(Anticipation)と呼び、ジャズではしばしばメロディやアドリブでノリを良くするために使用されます。この9小節目の4拍目の音は10小節目の音が先行(アンティシペーション)されていると考えます。

図6 2小節をグループとしたシンコペーション・リズム
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このステップでは、よりリズムが細かくなったシンコペーションを演奏します。細かいリズムをとるときには、言葉でリズムを理解すると演奏しやすくなります。Step-1でも楽譜に、「タン」を弾く、「ウン」を休むで記しました。ここでは拍をオモテとウラで分けるので、拍のウラにリズムを入れる時はウ、タ、と言葉で理解し、その「タ」の部分で弾いてください。

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それでは始めましょう。普通のテンポと少しゆっくりのテンポのどちらかを選び、弾いてください。まずは模範演奏を聴きながら弾き、慣れたら模範演奏なしの伴奏で弾いてみましょう。

楽譜2
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自由に弾いてみましょう

では伴奏を聴きながら自由に演奏をしてください。ドの鍵盤を使い、色々なリズムを組み合わせて弾いてみましょう。
参考までに今まで使用したリズムを下に記します。一つのドだけなく、鍵盤の他のドも使ってOKです。

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それで始めます。普通のテンポと少しゆっくりのテンポのどちらかを選び、弾いてください。今回は12小節が4回繰り返され、最後にエンディングが付きますが、それほど意識せず流れに任せて自由に演奏しましょう。コードが表記されていますが、単純に小節を数える時の目安と思ってください。

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メモ: 音がコードとぶつかる場合の演奏方法

音がコードとぶつかっていても、「響き」のきつさが和らぐ場合があります。次のコードがその音とぶつからない場合、その音を先行させて弾くと、このような効果が出ます。一旦伴奏を止め、自分だけでコードとメロディ(この場合ドの音)をチェックしてみましょう。
まず「響き」のきつさをLesson-1に引き続き再現してみましょう。左手のコードはソシレ、右手はドの音を一緒に弾いてみます。

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次に左手のソシレのコードを弾いた後、右手でドの音を弾き、音を伸ばした状態のまま、左手のコードをファラドに変えます。すると先程のきつい「響き」はコードがファラドに変った瞬間にきつさが無くなり、まるで解放されたような感じを受けます。

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このように、音がその時のコードとぶつかり、きつい「響き」が出来る時は、楽譜1、2の9小節目のように強拍(1拍目や3拍目)に弾かず弱拍(2拍目や4拍目)で弾き、音がぶつからない次のコードまで伸ばす、つまりは10小節目の音を先行させるテクニックで演奏できることがわかります。


Lesson 3 1拍を3つに分けるリズムに挑戦

アドリブ演奏でのリズムの「ノリ」。このレッスンではさらに細かいリズムでの「ノリ」についてトレーニングしてみましょう。

Step-1 1拍を3つに分けるリズムも言葉で理解しよう

ジャズの「ノリ」の基本はスイングと呼ばれる「跳ねる感じ」のリズムです。
このリズム感を掴むため、まず1拍を3つに分けて弾くトレーニングをしましょう。
Lesson2同様に下に書いたように言葉で理解すると演奏しやすくなります。

拍のアタマを「タ」他の2つを「ト」で「タトト」で1拍を理解しましょう。

まずは曲を聴きながら一緒に歌ってみます。慣れたらドの音を使って弾いてみましょう。

楽譜1

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次に、拍毎に1拍(4分音符)と3つに分けて弾く(3連符)リズム交互に弾いてみましょう。ここでは、偶数小節に拍のシンコペーションを入れています。
これもまず曲を聴きながら歌い、慣れたら弾いてみましょう。

楽譜2

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Step-2 スイングの基本のリズムを知ろう

ステップ‐1で1拍を3つに分けて弾くリズム(1拍の3連符、4分の4拍子の時は8分音符の3連符と言います)に慣れたら、スイングの基本である、3連符の最初の2つをつなげて弾くリズムに挑戦しましょう。ステップ-1同様言葉でリズムを理解しましょう。

今回は言葉を少し変えます。

3連符の最初の2つを、トゥ・ー、最後をタにします。

ジャズのアドリブではウラ拍のリズムにアクセントを置く事が多いので、ウラ拍のアクセントに「タ」を付けてみました。


ではトレーニングを始めます。テンポは3種類用意しています。どのテンポから始めても良いですが、全てのテンポで弾いてみましょう。

●最初の2小節で3連符のリズム、次の2小節でスイングのリズムを弾きます。

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●1小節目で3連符、次の小節でスイングと交互に繰り返します。

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●1拍目を休みにし、シンコペーション風のリズムでも弾いてみましょう。

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それでは実践です。ステップー1と同じスロウ・ブルースでのコード進行の伴奏で弾いてみましょう。

様々なリズムが出てきますので、これも曲を聴きながら歌います。
慣れたらドの音で弾き始めて下さい。

楽譜1

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スイングの表記を明確に記すため、以降、4分音符と8分音符の連符表記に変えていきます。

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自由に弾いてみましょう

では伴奏を聴きながら自由に演奏をしてください。C音を使い、色々なリズムを組み合わせて弾いてみましょう。
レッスン2で使用したリズムに加え、このレッスンで使用したリズムも使い、演奏しましょう。

それで始めます。普通のテンポと少しゆっくりのテンポのどちらかを選び、弾いてください。今回は12小節が2回繰り返され、最後にエンディングが付きますが、それほど意識せず流れに任せて自由に演奏しましょう。コードが表記されていますが、単純に小節を数える時の目安と思ってください。

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メモ: コードとメロディ音の響きの違いを知ろう(2)

このレッスンでのコードとC音(この曲の中心となる音)の響きの違いを自分のピアノだけでチェックしてみましょう。このレッスンでは様々なコードが使われていますが、このコード進行もブルースのコード進行の一つです。左手でコードを弾いた後、右手でC音を弾いて響きの違いを聴きましょう。ドミナント7thコード(C7、F7、G7のように、英語音名の後に7が付くコード)はサウンドをより理解しやすくするために、5度音は省略しています。

C音とC7C音とF7C音とG7C音とGm7C音とGb7C音とDm7
C音とBb7C音とEm7(b5)C音とA7C音とD7C音とAb7

●C音とC7
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サウンドを聴くと、C音とC7は、安定した響きを持つ関係だといえます。それはコードのルート音がC音と同じ音であるからです。

●C音とF7
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これも安定した響きを持つ関係だといえます。それはC音がコードの構成音の一つと同じ音であるからです。

●C音とG7
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これは、音がコードとぶつかって響きがきつくなっています。レッスン2で説明しましたが、コードの構成音であるB音とメロディのC音でできる不協和音が原因です。

●C音とGm7
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これは少し変った響きが聴こえると思います。C音はコードGm7の構成音ではありませんが、G音とコードG7で出来た響きのきついサウンドではありません。このようなコードの構成音ではなく、そのコード・サウンドを壊さず、すこし変った雰囲気を作る音をテンション音(Tension Note)と呼んでいます。

●C音とGb7
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これも少し変った響きが聴こえると思います。このサウンドもC音がこのコードのテンション音であるために聴こえるものです。

●C音とDm7
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これも安定した響きを持つ関係だといえます。それはC音がコードの構成音の一つと同じ音であるからです。

●C音とBb7
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Gb7同様、このサウンドもC音がこのコードのテンション音であるために少し変った響きが聴こます。

●C音とEm7(b5)
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ドミナント7thコード以外にもテンションサウンドは存在します。このコードでもC音はテンション音です。

●C音とA7
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かなりきついサウンドですが、これもC音がテンション音となります。

●C音とD7
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安定した響きを持つ関係だといえます。C音がこのコードの構成音の一つと同じ音であるからです。

●C音とAb7
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安定した響きを持つ関係だといえます。C音がこのコードの構成音の一つと同じ音であるからです。

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